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アセイミナイフ -びっくり!転生したら私の奥義は乗用車!?-
第4話「私、もう少し試した」
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たものなのかが判明する。
その日は森に行く事はなく、イダはジェイガンたちに向けて、まとめた条件を話して聞かせていた。
もちろん、それはふたりとも知っているが、確認のためであった。
「では、この2つのアイテムがどんなものか発表します!」
イダはそう言うと、紙に万年筆で書いたと思われるそれを二人に見せた。
「どれどれ…」とグウェンが覗きこむ。そこに書かれたものは何だったか…
命名:外道照身霊波バッグ
宿の娘イダの前世に関わる物品を喚び出すことができます。彼女は出したものの使い方を知っています。
ただし、呼び出したものは1日で消えてしまい、それから2日間喚び出すことができなくなります。
また、消えたものは最初に呼び出した時の状態に戻ってしまいます。このバッグはイダにしか使えません。
バッグについて、そんなRPG風のチュートリアルが書かれていた。名前の由来は古い特撮ドラマだ。
彼女が幼い頃好きだった漫画でこのネタが使われていたので、前世のものを喚び出す袋にこの名がつけられた。
ジェイガンは「お前なあ…わけわからん」と呆れ気味に言って、いつものことかと諦めた。
ついで、ズタ袋の説明も詳しく読んでみる。
命名:これ食ってもいいかな袋
宿の娘イダが聞いたこと、見たことのある食べ物の「原材料」を無限に取り出すことができます。
ただし、周囲に「お腹がすいた」人や動物がいなければ使用することができません。
また、空腹の度合いによって一度に取り出せる量には限りがあります。この袋はイダにしか使えません。
こちらの由来は、つくしが大学生だった頃有名になったネットスラングが元ネタである。
グウェンも怪訝な顔をして「センスないにゃー」と不満気な声をあげていた。
「いいじゃない。私の能力なんだしさあ」と頬を膨れさせて不評に答えると、イダは頬を染めて二人に言う。
「ありがとう…ほんと、迷惑かけてごめんなさいね。お礼に、ほら」
イダはそういうと、袋を二つ取り出して彼らに渡した。
「…これ食ってもいいかな袋から取り出したままじゃ、なんかダメかな、と思って。
取り出したイネで乾飯を作ったのあとで食べてみてね」と言って、うつむいた。
「ウェヒヒヒ♪いいところあるにゃあ!でも〜それより、おっp」 そこまで言ってガツンとジェイガンに殴られる
グウェンは「のるっけでにゃあ!?」と素っ頓狂な叫び声を上げることになり、「うおおおおお…」と呻きながら
床にうずくまってしまった。
「卑猥なことを言うんじゃない。ありがたく受け取っておく。どうやって食べればいい?」
ニコやかに言うジェイガンに、イダは乾飯の食べ方を教えながら、決意を燃
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