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SAO二次創作者と、二次主人公ズの、やりたい放題桃太郎
第二章 鬼ヶ島
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に、りょうは首をかしげます。
りょう「鬼と呼ばれる人たちってなぁ……」
お幸「皆さんが鬼と呼んでいるのは、この島の裏に居るとても大きな規模の海賊団の方々なんです。本来は私達がここを拠点にされる前にあのような方達は追い出さねばならないのですが、突然押し入ってきたあの人たちに、多勢に無勢で……あっと言う間に妹達三人を人質にされたばかりか、私は異常はないと領主さまに報告する事を強要されてしまいました……」
りょう「…………」
お幸「おまけに海賊さん達の後ろには被虐的な方だという武家のどなたかが居ると言う話で……もう、どうすれば良いか……」
言いながら、お幸は俯きます。と、不意にりょうはその足元が濡れている事に気が付きました。家が壊された事によってなのか、それとも今辛い話をしているからなのかはわかりません。しかし……
パンっと膝を叩いて、りょうは立ち上がります。
りょう「成程。話は分かった……そいじゃいっちょあんたの妹さん助けて、馬鹿共潰してくるわ」
お幸「え?」
りょう「なに。ちょっくら行って、帰ってくるだけだ。あんた此処で待ってな」
ぎょっとしたように、お幸は眼を見開き……即座に大きな声を上げました。
お幸「ま、待って下さい!そんな、だって……相手は本当に沢山居て……」
りょう「ん?妹さん助けてーんだろ?」
お幸「そ、それは……でも、私の勝手な都合であなたを……」
どうやら相当な規模の海賊団なのでしょう。りょうを止めるお幸の顔は必死その物です。しかし……そんな彼女に、りょうはニヤリと笑いました。
りょう「はっ。じゃあ俺も勝手にやるさ。言ったろ?鬼退治にこの鬼ヶ島に来たんだよ俺たちゃ」
お幸「え……」
りょう「鬼は人間……ねぇ。上等上等。話聞くにずいぶんいるみてーじゃねえか性根の腐った子鬼がわらわら。百匹だろうが千匹だろうが、退治してお姫さん方連れ戻してやるよ」
手に持った冷裂と言う名の青龍偃月刀を肩に担いで、りょうは言いました。
さ「…………」
ボフッ。
りょう「さて、そろそろ戻るか?ん?どした」
お幸「い、いえ!なにも……あの……」
りょう「ん?」
何故か顔を真っ赤にして俯いたお幸は、もごもごと何かを言っており、リョウが首を傾げると、蚊の鳴くような声で言いました。
お幸「……ありがとうございます……」
りょう「はは。礼はいらん。勝手にやることだからな。ま、家の件とどっこいどっこいで……ってなんじゃありゃ」
言いながらりょうとお幸が家の有った場所に戻ると……其処には屋敷が有りました
さ「…………」←目が点
唖然としている二人の前に、メンバーが歩いてきます。
りん「リーダーの話の時間ではこれくらいしか作れなかった。もっと時間があればデス・スターを作れたんだが……」
り
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