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鉄槌と清風
69部分:67:相談/模擬戦
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止め、その威力を利用し身体を跳ね上げさせる。

 「此処っ!」

 跳ね上がった反動を利用し…練りあげた風と魔力を、貫き手に集め。
 その間にシャッハも、次の動きに移っている、デバイスを構え。

 「風拳・一刃」

 「烈風一迅!」

 お互いのデバイス同士がすれ違い、良彦の貫き手はシャッハの喉の前で、シャッハのデバイスは良彦の頭の横で、それぞれ止まっている。

 「…引き分けかな」

 「そのようですね」

 お互いのデバイスと貫き手を引いて、離れる。
 お互いに一礼し、騎士甲冑を解除。

 「ほれ良彦、シスターシャッハもどうぞ」

 スポーツドリンクとタオルを差し出すヴィータ。

 「サンキュ、見ててどうだった?」

 「ありがとうございます、できれば意見いただければ」

 そういわれヴィータは

 「そうだな、良彦が蹴りメインなのは珍しいと思ったけど、シスターはやりにくかったんじゃ?」

 「えぇ、普段は拳打メインなので少し驚きました」

 「折角手も足もあるんだしな、蹴りも使えうさ…実際此処まで脚撃だけってのは、珍しいかな?」

 「見てて、こっちも驚いたよ、まぁ後は二人とも近接専門だけに動きは問題なかったな」

 「そうですか、騎士ヴィータも如何ですか?」

 「いや、あたしはそんなに修行もバトルも好きってわけじゃねーんで」

 苦笑とともに、断るヴィータ。
 シャッハもそうですか、とそれ以上は言ってこなかった。

 結局結婚式の話しと模擬戦で時間はつぶれ二人は六課隊舎へと帰ったのだった。
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式は豪華になります。
模擬戦は、この二人だと、一瞬の隙で決まるのが基本だと思います。

次回は、六課解散時の話しになると思います。

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