暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第3章 さらば聖剣泥棒コカビエル
第56話 鬼神降臨
[9/12]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
私なら前の2人に気を取られて対応が遅れるほど完璧なタイミングの一撃、けど顔が3つに増え360°見渡せる今の私に死角はない!
私はすぐさま反応、巴柄と真羅副会長の刀と薙刀を受けつつ、後ろからの拳も難なくエクスカリバーの剣の腹で受け止め、さらにもう1本のエクスカリバーの柄で由良さんを殴り飛ばす。そしてその後は抑えこまれ動けない巴柄と真羅副会長を順に蹴り飛ばす。よし、この調子なら時間まで何とか逃げ切れそう!
ここから全員戦闘不能にするのはさすがに諦める。だってさっきから怪我するそばから皆アーシアが治しちゃうんだもん! っていうか最近頻繁に使ってたせいか、いつの間にか回復エリアを拡大して複数人同時に治すなんてことしちゃってるし! それ出来るようになるの原作では5巻からじゃなかったっけ!? まあそれを出来るように前の山での修行でアドバイスしたの私だけどさ!
とにかくそんなわけで全員今から倒すのは無理! でも私がエクスカリバーを使える残り数分を逃げ切ることなら出来そう。さすがにこれ逃げきれたら私の勝ちでいいわよね?
「らぁぁああっっ!!!」
「やぁぁああっっ!!!」
と考えてる間にまたしても正面からゼノヴィアとイリナ!! 受け流したり後退したりしてグズグズしてると囲まれちゃうし、ここからはもう正面から受け止めてすぐさま蹴り飛ばし、次に対処する! これしかない!
というわけでまずは正面から振り下ろされるデュランダルと
擬態の聖剣
(
エクスカリバー・ミミック
)
に対処する! 両手と正面の口の計7本ならなんとか受け止められるはず。間髪入れず蹴り飛ばせばゼノヴィアの左手の
破壊の聖剣
(
エクスカリバー・デストラクション
)
も
擬態の聖剣
(
エクスカリバー・ミミック
)
の形態変化も間に合わないでしょ!
そう思い二人の剣を受け止めようとした瞬間……!!
「イリナ! ゼノヴィア! 受け取れぇっ!!」
『Transfer!!』
……えぇっ!? ウソ、そんな!? ちょっと待っ……!!
私は狼狽えつつすぐさま反応し受け止めることを諦め、飛び退ろうとするんだけど
「まず1本!!」
「私も!!」
その言葉と共に
バッキィィィイイインッッ!!
手に持つ6本のうち2本のエクスカリバーが砕け散った!? まずっ!! このままじゃ!!
でも幸いに、砕けたのは
夢幻の聖剣
(
エクスカリバー・ナイトメア
)
で創りだした偽りの2本! 私はさらに後退しつつそれでもなんとか意識を集中させてもう一度エクスカリバーを創ろうとする。けど……!
「させない!!」
なっ!? 祐斗!? それもまさかの真上から!? しまった!! 死角ないと思って油断しちゃってた!! 流石に真上から来るとは思ってなかっ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ