少女と亡霊
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「お前らの拠点はどこにある」
「今なら女帝の業火1発で許してやる・・・さぁ、早く言え」
青い天馬のレンとイヴ、妖精の尻尾のヴィーテルシアは闇ギルド、黒い一角獣を全員倒していた。
ヴィーテルシアがティアに似ているのは仕方ない。
「西の廃村?古代人の村か?」
蛇姫の鱗のリオン、シェリー、ジュラと妖精の尻尾のアルカは闇ギルド、レッドフードを全員倒し終えていた。
「墓穴を掘りましたね。私達を倒すつもりがアジトの場所を突き止められるなんて」
シェリーが笑みを浮かべる。
「リオンとシェリー、アルカ殿は西に向かえ」
「ジュラさんは?」
ジュラの言葉にリオンはどこか不思議そうな表情で尋ねる。
「大きな魔力が近づいている」
「六魔将軍ですの!?」
「ワシはここで迎え撃つ」
「んじゃオレも」
西に向かえと言われたのにアルカはその場に残ると言い出した。
「いや、アルカ殿は西へ・・・」
「だってこっちの方が面白そうだろ?」
何か問題でも?と屈託のない笑顔で首を傾げるアルカ。
それを見た蛇姫メンバーは顔を見合わせ、やれやれと言いたげに肩を竦めた。
「今日のところはこれくらいで許してやろう。命拾いしたな、若人達よ」
一夜は傷を負いながらも―――――――
「だから助けて〜!」
―――――捕まっている。
「うっせえよオッサン」
「わ・・・私はまだ29だぞっ!」
「黙れっての」
一夜は鉄棒の『ブタの丸焼き』のような体勢で捕まっていた。
それを囲むように多くの男達がいる。
「解った!こうしよう!私も本気を出す。もう1回正々堂々勝負しようじゃないか!若人はそうでなきゃ。私も少し君達をなめていたようだ。いや・・・そもそも女性の前じゃないと本気を出せない性分でな。能ある鷹は爪を隠すって」
「うるせえよブタ野郎!」
一夜の言葉を遮るように誰かが叫ぶ。
「何でこんな奴連れて行かなきゃいけねぇんだ」
「ひとおもいに殺っちまうか」
「き、君達!上官の命令は聞くものだぞ!」
「エンジェル様が情報を取り忘れたんだと」
「あー・・・例のコピーする魔法かぁ」
「メェーン!」
一夜の声が響いた。
「ここか!?」
その頃、ナツ達はティアが脅した事によって聞きだす事に成功したアジトの場所に来ていた。
「ハッピー!ウェンディー!ルー!」
「ち
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