第十四話
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、しかし奴らは………」
「足場が無くなりかけてやばそうだったのにそれでも黄巾軍を烏合の衆と言うのかッ!! あぁッ?」
「……………」
俺の怒りに趙雲が黙ってしまった。
「まぁいい、お前が無事だったからな。とりあえずこいッ!!」
「あ…………」
趙雲の手を取ってロッタの元まで戻る。
「ロッタ行くぞッ!!」
「分かったわッ!!」
俺達は馬に乗って逃げる。
「奴らを逃がすなッ!!」
黄巾軍は慌てて追い掛けてくる。
俺達は逃げる中、谷を通る。
『今だ(なの)ッ!!』
その時、谷の上に潜んでいたクロエと沙和の部隊が一斉に木々や石を道に投下して逃げる道を塞いだ。
「何ッ!!」
「お頭ッ!! 後ろの道も塞がれましたッ!!」
「なッ!? 奴らの狙いは道を塞ぐ事だったのかッ!!」
お頭が叫ぶ。
「ぶっかけろッ!!」
そして、クロエと沙和の部隊が何かを閉じ込めた壷を投げたり黄巾軍にかけたりした。
「これは……油?」
割れた壷を見た黄巾軍兵士が呟いた時、クロエ、沙和の部隊兵士が火がついた松明を次々と投げた。
「や、やめ………」
ボウゥッ!!
火が一斉に広がり、黄巾軍は炎に包まれた。
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