第69話 DJサガラの援護
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トが流れる。「すげえ」「きれい」「かっけー」――
もうぼんやりとしか思い出せない。自分たちより一回り小さな少年少女との共演。
合同ステージは凰蓮の介入でうやむやとなり、咲が泣いてしまったりと、大変だったことばかりが記憶に先行していた。
それが、ビートライダーズが一番苦しい時に、舞を助けてくれた。涙が出そうだ。
「舞っ」
「舞さん」
味方が誰もいない、独りぼっちの戦いだと思っていた。けれども違った。
味方は過去の自分たち自身。つまり、足跡。歩んだ道が間違いでなかったという確信が、舞たちの強力な味方。
「〜〜っあたし! もっかい声かけ行ってくる!」
「僕もお供しますっ」
「じゃあ俺は別のチーム回ってみるな!」
舞は今までとは打って変わった明るい足取りと表情で、走り出した。
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