第五章 StrikerS編
第百五十話 『公開意見陳述会(8) 宴の終わり』
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かき消えていた。
ただ、『あなたでは私達には勝てません』とだけ言葉が聞こえてくるのだった。
「そんなことは、ない!」
フェイトはたとえ負け惜しみでも言わずにはいられなかった。
◆◇―――――――――◇◆
Side 八神はやて
突然のことだった。
スクリーンが展開し出して映像にスカリエッティの映像が映し出された。
同時に燃えている機動六課の映像や、地上本部各地の映像が映し出される。
そんな…! 私達の機動六課が!
『ミッドチルダ管理局地上本部の諸君。気に入っていただいたかな? ささやかながらこれは私からのプレゼントだ』
なにがプレゼントや。
私からしたら罰ゲーム以上のものや!
『これは治安維持やロストロギア規制など技術促進を妨害し続ける管理局に対しての技術者からの恨みの一撃、とでも思ってくれたまえよ。
多少の血は流れただろうが、合理的に敵を制圧できる技術を証明することが出来ただろう?
それとだが…魔術師殿』
するとまた違う映像が映り出し、そこにはフードを被った人物と、えっ!?
『エースオブエース…高町なのはと、その使い魔のオリヴィエ・ゼーケブレヒトは私達が頂いたよ』
フードの人物に持たれているなのはちゃんと、その後ろで俯いて手を握りしめていながらも攻撃が出来ないでいるオリヴィエさんの姿があった。
そんな…。なのはちゃん!
『さて、では今日はここまでにしておくとしようかね。だが、この素晴らしき力と技術が必要だと感じたのなら、いつでも私宛に依頼をくれたまえ。
格別の条件でお譲りするよ。ククク、アハハハハハハ!!』
そしてスカリエッティの映像は途切れる。
隣でかリムが、
「予言は、覆らなかった…」
そう呟いているが、
「まだや。まだ、機動六課も、私達も終わってへん…! 絶対に諦めへん!」
私は再起をはかることを誓った。
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