棺桶
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ンセイス)傘下、裸の包帯男」
「ぎゃほおっ!遊ぼうぜぇ」
くるくると指を回してそう言うザトー。
「傘下・・・ってまさか、六魔将軍の傘下ギルドが樹海に集結してるのか!?」
「敵は・・・6人だけじゃなかったっていうの・・・!?やられた・・・」
予想外の事態に慌てるシャルルとアラン。
が、そんな事では全く驚かない3人がここに。
「こいつァ丁度いい」
「ウホホッ、丁度いいウホー」
「運が良かったみたいね」
「え!?ちょっ、皆さん!?」
「何言ってんのアンタ達!」
これだけの数の人間。しかも全員魔導士。
囲まれているにも拘らず、ナツ、グレイ、ティアは全く慌てない。
こんな事は日常茶飯事・・・とまではいかないがよくある。
それに「邪魔する奴はぶっ飛ばす」が常識のようになっている彼等にとっては何の問題もない。
「拠点とやらの居場所を吐かせてやる」
「ま、簡単には教えてもらえないでしょうし、力づくでね♪」
「今行くぞ!ハッピー!ウェンディ!ルー!」
氷が割れるような音を鳴らしながらグレイが言う。
ティアが珍しく楽しそうな笑みを浮かべる。
ナツがぐりんぐりんと腕を回した。
「なめやがって、クソガキが・・・」
「六魔将軍傘下、裸の包帯男」
「死んだぞテメーら」
睨み合う妖精の尻尾と裸の包帯男。
人数では明らかに不利だが・・・。
「こ、この人数を相手にするんですか・・・?」
「何なのよ妖精の尻尾の魔導士は・・・今の状況解ってるのかしらっ!」
その頃、青い天馬のレンとイヴ、ヴィーテルシアは――――
「黒い一角獣!?」
「何で奴等がこんな所に・・・」
「ま、邪魔をするなら潰すまでだがな」
その頃、蛇姫の鱗のリオン、シェリー、ジュラとアルカは――――
「これは一体・・・」
「囲まれているだと!?」
「こんなに伏兵がいらしたなんて」
「なァに、驚く事じゃねぇさ。んなの日常茶飯事、慣れっこだっての!」
そしてこの男は――――
「ちょ・・・わ、私・・・皆とはぐれて・・・1人に・・・いや、だから決して怪しい者では、メェーン」
一夜は1人、レン達とはぐれていた。
「重てぇ・・・」
一方、六魔将軍拠点の洞窟では。
「これじゃスピードが出ねぇぜ」
「主より速い男など存在せぬわ
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