第5話〜バカとSクラスと吉井明久〜
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Aクラスよりも奥にあるSクラスの扉の前で吉井は深呼吸をしていた
そしてドアの取っ手にてを掛けると勢いよくドアを開けた
吉井「頼もう!!」
バンッ
ドアを開けてSクラスに入るとまず目に付いたのが顔つきの悪い白髪の一方通行だった
その一方通行と目が合ってしまい
一方通行「あァン
なンですか、テメェは」
と脅された
しかし、脅された当人は入るなり挨拶してくれるってなんて良い人なんだろうと脅されたことにすら気づいてなかった
食蜂「いっくん、こんな可愛い子をいじめちゃダメじゃない」
一方通行にダメ出ししている食蜂をどかして垣根が笑顔のまま近づいてきた
垣根「んで、どこのクラスから来たんだい?」
吉井「あっ、Fクラスの吉井明久デス」
Sクラスの雰囲気に呑まれてついデス語になってしまった
御坂「えっ、当麻のクラスじゃない!!
ねぇ、あいつどうしてんの?
うまくクラスに馴染めてる?
あっ、連れてくるときに殴っちゃった傷は大丈夫そうだった?
召喚獣はどんな姿してた?」
御坂がいきなり立ち上がって吉井を質問攻めにした
しかも全て当麻のことばかりだった
吉井「あっ、あのー」
食蜂「もう御坂さんったら、吉井くん困ってるじゃない」
御坂「えっ、ごめんね
こんなに当麻のことばかり聞いちゃって」
食蜂「こんなのだから、御坂さんがぁ、上条当麻のこと好きなのバレバレなのよぉ」
御坂「バッ、ばっかじゃないの
当麻のことなんてなんとも思っちゃいないんだから!」
そこで食蜂と御坂の醜い口喧嘩が始った
それを傍目で見ていた一方通行がくだらなたそうにため息をついて吉井に近づいた
一方通行「おい、要件はなンだ?」
吉井「えっと、FクラスはSクラスに対して戦争を申し込むね」
削板「なんだ!!
さっきのやつと同じじゃないか!!
今度は根性を見せてくれよ?」
垣根「あぁ、要件はわかった
いつから始めるんだ?
科目の設定、時間など全部そっちが好きなように決めていい
まだ決まっていないんだったらさっさと自分のクラスに帰って相談して来な」
吉井「え、はい」
ガラッ
吉井はきちんと一礼してからSクラスを出て行った
出た廊下の先には先ほどキ○○マ潰すぞ発言をした女が立っていた
そもそも高校生なのかどうかも怪しいが………
麦野「ちょっと、あんた待ちな」
吉井「何ですか?」
麦野は吉井のことをジロジロと見つめ、そのまま無言で教室の中へと入っていってしまった
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