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【ネタ】 戦記風伝説のプリンセスバトル (伝説のオウガバトル)
15 伝説と雷雲
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ズに飛んでもらって、二人の監視をしている。
ボイナを戻したのはこれが理由で、コリやスザンナの言う事を聞かなかった時の為の切り札になってもらったのだ。
彼ら傭兵団が使えるならば、そのままゼノビアに連れてゆく予定。
話がそれた。
私達二人が教会の中に入ると、鎧を身にまとった女騎士が待ち構えていた。
持っている槍はサンダースピアか。
バックラーをつけた手でデスティンと握手し、アーメットで隠れきれない金髪の美しさと言ったら。
なるほど。
これが本物か。
「わたしはラウニィー。
ハイランドの聖騎士です。
今、帝国は間違った道を歩もうとしています。
エンドラ様はすでにラシュディが示した暗黒の力の虜になってしまわれ、エンドラ様が示す暗黒の力にハイランドの民たちが虜になろうとしています」
凛とした声からもカリスマが溢れる。
こりゃ、王妃になったらそりゃ王国切り盛りするわな。
「心ある騎士たちは、みな中央から遠ざけられ、残っているのは悪魔に魂を売り渡した者ばかり。
……わたしの父も魂を売り渡した者たちの一人となってしまいました。
帝国を止められるのはあなたがた王国軍だけ。
どうかハイランドの民をお救いください。
お願いできますか?」
もちろん、断る理由も無い。
手を握ったまま、デスティンは頷く。
長かった。
デネブとラウニィーの両方ゲットの為に足掻いたかいがあったというものだ。
「ありがとうございます。
では、わたしもあなたがた王国軍と共に行きましょう」
挨拶も終わった。
私も自己紹介をして、一枚の魔術書を取り出す。
「リターンハーフ。
これで一気に本拠地に帰ります」
さて、この場合どこが本拠地になるのだろうと使ったのだが、ゼノビアに一気に飛んだ。
これは覚えておこう。
「大将軍と宰相ともあろう二人が、二日も空けて逢瀬とはいい身分じゃな」
帰ったらナーナ女王陛下のいやみが……
みんなにやけているし、どうしてくれようか……
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