プロローグ
佐為が来た!やったね!
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。塔矢のようなライバルが必要。
それに、二人いないと進藤ヒカルと塔矢アキラのペア碁を見ることができない。
だから、もう一人欲しい。一緒に伸びる女流棋士が。私と戦える女流棋士が。
記憶から、候補を辿ってみる。
えっと、桜野二段、西川三段、春木初段……。
だが諦めざるを得ない。今どこにいるのかわからない人をライバルにはできない。
私も塔矢も、彼女たちより強かった。
そして伸ばせないのだからライバルにはなれない。
他に誰かいいのはいないか、と考えて。
そもそもどこにいるか分かりえて、しかも実力のある女性棋士は一人しかいないと気づいた。
奈瀬明日美。昔院生として共に戦った2年先輩にして、初代女流特別採用枠。
彼女ならちゃんとプロになれているのだから、伸びしろは十分にある。
今から彼女を育ててば、きっと現実的なところまで行けるだろう。
目標が決まった。
彼女をプロに行けるレベルに高めて、私のライバルにするんだ!
そして願わくば、彼女とともに、あの時の私と塔矢のところまで!
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