暁 〜小説投稿サイト〜
不老不死の暴君
第二十四話 大戦の予感
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
うな美女がいた。
体系は・・・ボンッキュッボンッとでもいえばいいだろうか。

「カナート・・・どうしました?」
「準備が整いました。直属の部下も全員連れて行くでよろしいのですね?」
「ああ」

するとアルシドはカナートについて行こうとするとアダスがアルシドの肩を掴む。

「なんだ?」
「毎回言っているような気がするが・・・何故お前の直属の部下は綺麗な女性ばかりなんだ?」
「私の趣味だ」

そう言ってシドはカナートと一緒に向こうへ歩いていきその様子をアダスは呆れた顔で見ていた。





アルケイディア帝国旧ダルマスカ王国領王都ラバナスタにて。
セア達はラバナスタのターミナルにいた。
もう前からこの会社はブラックゾーンに入っていることは知っていたがセアは呆れていた。
だってこの前のアトモスと違いレモラは戦闘機だ。
それをターミナルに止めても会社はなにも言ってこなかった。
今の日本でたとえると空港に爆撃機を止めてなにも尋ねてこないみたいな話。
そのことに呆れているセアに街の噂話が聞こえてきた。

「一体何の騒ぎだ?」
「西の砂漠で帝国の飛空挺が事故を起こしたらしい」
「冗談はよせ。西の砂漠はヤクトだぞ」

その噂話を聞きセアはアーシェに話しかけた。

「騒ぎが収まるまで姿を隠したほうがよいかもしれません」
「そうだな。で? 何処に隠れるんだ?」

バルフレアの言葉にセアは軽くを傾げ、何か思いついたという風に手を叩いた。
周りが冷たい視線で見ていることに気づきポケットから鍵を出し、パンネロに渡した。

「これミゲロさんの店の倉庫のかぎじゃない」
「だからそこに身を隠してもらおう。ヴァンと俺でミゲロさんに説明しにいくからパンネロは王女様達を案内してやって」

そう言ってセアはヴァンを連れてミゲロの店に向かった。
店に着くと勝手に何処に行ってたんだ!?とミゲロの雷がセアとヴァンに落ちたのは言うまでも無い。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ