第二十三話 破魔石の力
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セア達はシヴァで奪った飛空挺レモラに乗り、ミストの暴風に揺られていた。
「おい!冗談じゃねぇぞ!」
「ミストよ。ミストが実体化してる!」
「ありかよ!そんなの!?」
周りが愚痴を言いながら騒いでいたがセアは酔いが気にならないほど窓の外を凝視していた。
この力を自分は見たことがある。
かつて覇王が使っていた力だ。
そして自分の故郷と家族を奪った力だ。
セアに怒りが込み上げてくるが理性でそれを抑える。
一体目の前に広がる忌々しい力を使ったのは誰だ?
「見て!」
パンネロが指差すほうをセアは見た。
リヴァイアサン艦隊を吹き飛ばしたミストの中心に光り輝く石があった。
それを見てアーシェが呟く。
「暁の断片!?」
「拾ってくだろ!」
そういいバルフレアはレモラを光り輝く石の方へ向けた。
因みに急にレモラを方向転換した時にセアの気持ち悪さがピークに達して吐いた。
・・・でセアが吐いた液がバッシュに直撃した。
バッシュはセアが狙ってやっているのではと少し疑ったがセアが乗り物酔いで失神しているのを見て疑いは晴れた。
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