暁 〜小説投稿サイト〜
バカとテストと学園都市
第1話〜バカと保健室と身体検査〜 
[1/3]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
新Fクラス教室にて


新しい校舎は文月学園のために新しく建てたらしく汚れひとつなかった
しかし変わった部分というところは見当たらず、前の校舎が綺麗になってそのまま学園都市に運ばれてきたという錯覚を持つほどにそっくりであった
そして新しいFクラスの教室も前と変わらずボロ雑巾にちゃぶ台が置いてあった

朝のHRの予鈴が鳴り、西村先生が教室に入ってきた

西村先生「ここが新校舎だ
召喚獣戦争の変更については午後、学園長から話があるから体育館に集まれ
今からは身体検査(システムスキャン)してもらうから一階の保健室に行け」



一階保健室にて

保健室に入ると保健医より研究者と言った感じのだるそうな女性が椅子に座ったまま顔だけこっちを向いた

芳川「君たちが2‐Fね
順番に並んで看護師の言うことに従って」

ゾロゾロ

坂本「お、おい、明久
あれは何だ?」

吉井「どうしたの雄二そんなに慌てて
同じ顔のナースが並んでいるだけじゃないか」

坂本「……お前に聞いた俺が悪かった」

吉井「なんで僕をそんな哀れみの目で見るのさ?」

坂本「ホントにお前の頭の中はどうなってんだ…」

吉井「えっ…」

島田「いいかげんにバカにされているってことに気づきなさいよ」

吉井「なんだと!
雄二、よくも馬鹿にしてくれたな」

ミサカ14059号「静かにしてくださいとミサカは軽蔑の目で見ながら注意します」
ミサカ12555号「きちんと並んでくださいとミサカは呆れた顔を見せながら整列を促します」
ミサカ17743号「まぁまぁ所詮は2‐Fですからしょうがないですとミサカはため息混じりに嘆息します」

坂本・吉井「「……………………………」」

吉井「……随分と辛口な三つ子だね」

坂本「いや、よく見ろ明久
三つ子じゃない、同じ顔、しかも体格までまったく同じナースが十人以上もいる」

秀吉「先ほどワシの検査をした人も同じ顔じゃった」

吉井「あれ秀吉、検査は終わったの?」

秀吉「うむ、案外早く終わったのじゃ
ワシはlevel1の肉体変化(メタモルフォーゼ)じゃった」

坂本「いわゆる、姿形を変えられるやつか
演劇部の秀吉にぴったりだな」

ミサカ12555号「坂本雄二さん早くしやがれとミサカは呼びかけてみます」

坂本「おっそうか、もう俺の番か
じゃ行ってくるぜ」

ミシミシ

坂本「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

翔子「………雄二………浮気は許さない」

坂本「なんで来た!?
俺は何もしてないぞ!!!」

翔子「………襲うって言った」

坂本「何!?……いや、俺はおっ、そうか≠チて言っただけだ!
それよりお前どうし
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ