暁 〜小説投稿サイト〜
IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第274話】
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
た着信番号を見ると表情に陰りが落ち、そのまま制服のスカートのポケットに閉まった。


「……? 出なくていいのか?」

「……えぇ。 …………」


 暫く鳴り続けるが、セシリアが出ないと解ると着信音が切れ、ホッと一息つくセシリア。


「……セシリア。 もし何か悩みがあるなら、いつでも俺に言いな。 力、貸すから」


 そう俺が伝えると、嬉しそうな表情でセシリアは――。


「……はい♪ その時は、お力を御借りしますわね♪」


 力強い言葉に、俺も頷くと休み時間終了のチャイムが鳴り――。


「ま、間に合ったぁ……。 はぁ……」

「ふむ、まさか御手洗いでも今朝の内容の話題で持ちきりとはな……」


 慌てて教室に戻ってきたシャルとラウラは、席に着席した。


「職員室でも今朝の話題で持ちきりだったよ? ねぇみぃちゃん?」

「うん。 ……やっぱり、学園で二人の男の子の入部だからだよね……」


 いつの間にか戻っていた美冬と未来は、シャルとラウラの二人と話始める。

 ……二学期に入り、席替えを行ったのだが見事に専用機持ちであるセシリア、シャル、ラウラ、美冬に未来と俺の席から近い場所である。

 ――と、そうこうしてると、山田先生が入ってきて。


「皆さーん、お喋りはそこまでですよ〜。 ――では、授業を始めますので教科書を開いてくださいねー」


 そんな山田先生の言葉と共に、教科書を取り出すと二限目の授業が始まった――。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ