スーパーロボット大戦OG外伝
0526話
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。だからこそ、物理的な接触を無効化出来る俺の機体なんだろうが。
「そうそう、ファントムに関してだけどグロウセイヴァーの時に使っていたものと比べると改良されていて、レーザーやビームを反射出来るようになっているわ。だから威力の問題もあるけど、ニーズヘッグから放たれたビームを反射して予想も出来ない方向から攻撃を仕掛けたり、あるいは敵のビームを反射する盾のようにも使えるわね」
チラリ、とヒュドラの内部へと視線を向けて告げるレモン。
そして技術班のメンバーが出してきた飲み物を1口飲み、再び説明を開始する。
「他に武器として腹部装甲に拡散ビーム砲を内蔵。拡散するビームという関係上射程距離はそれ程長くはないけど、近距離の面射撃的な扱いが出来るわね。それと頭部には側頭部にビームバルカンが1門ずつ内蔵。こっちも基本的に射程は短いけど、対人や敵の攻撃を迎撃するという手段から特に問題は無いでしょう。聞いての通り、どちらもビームだから弾切れの心配はいらないわ」
レモンの言葉を聞きながらどこか禍々しい印象を受ける頭部へと視線を向ける。確かに嘲笑する虐殺者の異名を持つニーズヘッグという機体名には丁度いいかもしれない。その頭部の、左右の側頭部にビームバルカンの発射口が見える。
「それと、これはグロウセイヴァーの時と同じくアダマンハルパーね」
チラリと俺の方を見ながら告げるレモン。まぁ、スライムを使っていると知っているだけにその選択は当然だろう。
「今聞いて貰った通り、このニーズヘッグの武装はその殆どがヒュドラに依存しているわ。そのヒュドラだけど、見ての通り……いえ、見えないわね。とにかくニーズヘッグの両肩にそれぞれヒュドラが設置されている場所があって、当然そこにもT-LINKフレームが使われているの。つまり、アクセルの念動力でヒュドラはその肩の支点を中心として自由自在に動く訳ね」
レモンの言葉に、ヒュドラへと視線を向ける。
確かにこのニーズヘッグという機体は攻撃の7……いや、8割はヒュドラに依存しているのだろう。つまりは、それをT-LINKシステムを通して念動力で使いこなすのが重要になってくる訳だ。
「さて、武装についての説明はこれで終わり。次はニーズヘッグの持つ武装以外の説明ね」
レモンの説明はまだ続く。
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