暁 〜小説投稿サイト〜
もしもこんなチート能力を手に入れたら・・・多分後悔するんじゃね?
《ラストストーリー》もしもこんな人生を歩めたら・・・それって結構面白いんじゃね?
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ずこちゃんと3角関係を形成する可能性があるらしい。
通っている学校が違うだろうに良くやるものだ、とアリサちゃんは呆れていた。
クロエ君と言えば最終決戦でも手伝ってくれたあの『漆黒の鎧』さんは忽然と姿を消してしまった。今も時々「親しっこく」のうわさが飛び交っているので恐らく無事ではあるのだろう。恭也さん曰くあの人は恐らくクロエ君の親ではないかと言う事だった。時々クロエ君が「子しっこく」として活動してるのは、お父さんを追いかけての事なのかもしれない。
・・・え?勿論子しっこくのことは皆には内緒にしてるよ?
クロエ君となのはだけでなく、高町一家全体にも少し変化が訪れている。
「おや、今日も来ていたのかい、ニルス君?」
「はい!本場日本の剣道を間近で見られる機会なんて今後いつ訪れるか分かりませんからね!」
「はは、うちは王道じゃないんだけどね・・・」
なんとニルスさんは大の剣道マニアだったらしい。あの事件当日も本場の道場を覗くために海鳴に足を運んでいたらしいので相当なものだろう。ミッドチルダには刀を用いる剣術が殆ど存在せず、幼いころに一度だけ見た剣道の試合に憧れていたとのこと。
「見学するのはいいけど・・・そんなにじーっと見つめられると恥ずかしいってばぁ・・・」
「あ、ごめんなさい。つい見とれちゃって・・・」
生活スタイル的にどうしても美由紀さんが練習をしている時間帯見学に来る頃が多く、美由紀さんはその純粋な視線に戸惑いがちだ。その光景を見て士郎さんは何か悪巧みをしている、と奥さんの桃子さんが呟いていた。
「アレは多分将来的にニルス君の所に美由紀を嫁に出そうとか考えてるんじゃないかと思うの。どう思う、リンディさん」
「いいんじゃないですか?ニルス君は本当にいい子ですよ〜?年齢はちょっと離れてるけど今のうちに唾付けといて損は無いですって」
「それは分かってるけど・・・ああいうのって野暮だと思うのよね〜。わざと2人の距離を近づけたりしてるの見ると。やっぱりああいうのはもっとこう・・・」
「あー・・・何となく分かるわぁその気持ち」
・・・すっかり意気投合しているママ二名。時々お母さんとリニスも加わって井戸端会議みたいになっている。
ところで、時々クロエ君が女装して接客をしているのは何でなんだろう?
「レアチーズケーキ、お持ちしました。にぱー♪」
「て・・・天使・・・!あの、追加で紅茶!ダージリンをお願い!」
「かしこまりましたー。にぱー♪」
「・・・ハッ!笑顔見たさにまた頼んでしまった・・・!?」
「堕天使や、翠屋に人を堕落させる堕天使がおる・・・!!」
「スマイル0円なんて幻想だったのよ!!」
お兄ちゃんに聞いてみたら「触れてはいけない事もある」だって。聞いちゃ駄目かなぁ・・・
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