三章
新たな恋人×模擬演習
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森があるな、あそこに狙撃班を配置させるとしよう。一真隊を詩乃に任せて、俺は森の方向に行った。一応木の上まで、飛んでから確認したがここから赤組の所までバッチリ見える。という事で、黒鮫隊を格納庫から呼んだ。さっきミーティングした通り、五人は俺の念力で木の上まで浮かした。
そして狙撃ポイントまで運ぶ、望遠鏡で見るとそこには壬月達がいた。狙撃班はあそこにいる赤髪のと犬みたいな小さい奴を狙撃しろと指示を出した。弾丸はペイント弾でと言っておいてから、あとの十五人は俺について行くとそこにはちょうど作戦会議をしていた麦穂と雛と詩乃がいた。
「これは一真様・・・・今までどこにいらしたのですか?後ろの者達は」
「こいつらが黒鮫隊の面々だ。俺直属の部隊という事になる。で、作戦だが和奏と犬子は我々で任されよう。俺達の狙撃班が狙撃するから」
「なるほど。赤母衣と黒母衣筆頭を倒した後に、一気に潰すとお考えですか。ですが相手は鬼柴田殿です。簡単に狙い撃ちは出来ないかと」
「大丈夫だ。もし外れたとしても、一真隊と滝川衆を囮にして我々黒鮫隊が横から総攻撃をかける。その間に、全部隊は黒母衣と赤母衣を倒してから本陣へ行く。が、相手は壬月が相手だから無論本陣には柴田衆がいるが、そこを丹羽衆が攻撃をしたと思わせてから狙撃班による狙撃で壬月を倒すと言うのが俺達の作戦だ。何か質問はあるか?」
質問はあるかと聞いたら、麦穂の役目はと聞いてきたので、では壬月の本陣にて壬月と戦い一度後退してから狙撃班による攻撃をするという事になった。あと和奏と犬子が撃たれたら俺が合図すると言った。俺は空から見る。そして上から俺の声の合図で討ち取ったと言えば、相手はどうなるかと言えばだいたい分かるかと。詩乃は戦場の外で見る事になった。矛対盾は見物だと言ってたな。
「ところで一真様はこの演習の後どうされるおつもりで?」
「決まってるだろう。俺が本丸にいる龍興の頸を取る事だ、誰にも思いつかないような策でな」
「あら。結構出世欲がお有りなんでね、一真様は」
「まあな、それに今回の狙撃班だって久遠が見たいって言った程だ。だから今回の演習で黒鮫隊の実力を見せてから美濃を攻略するつもりだよ」
と喋っていたら太鼓の音が鳴った。
「始まりの合図である!皆の衆、部署につけぃ!」
足軽達が返事を出した時には、俺は翼を出して空を飛んだ。望遠鏡を持って左耳には通信機を、黒鮫隊は戦場の横に移動してた。一応金色の結界を張っていて、敵味方には見えないようにしてある。
「おー・・・・両軍激突までもう少しだ、狙撃班は俺の合図と共にさっき言った者を撃て」
『了解、いつでも狙撃できます』
『こちら敵の横にいます。激突まであと少しの模様』
「そちらも俺の合図と共に撃
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