三章
詩乃の好物×二人の帰還
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の後、黒鮫隊の事について話してた。黒鮫隊の主な攻撃が「銃」と言ったら?になってたから「鉄砲」って言ったら納得した。銃は何種類かあるが、俺がいつも持ってる拳銃を机に置いた。今は弾は装填されてないし、セーフティーをロックしてあるから、引き金を引こうとしても無駄。ちなみに俺が持ってるハンドガンはオートで、リボルバーよりオートの方を好む。あとサイレンサーも持ってる。弾も見した、何種類かあるが貫通力がある貫通弾や照明弾・ゴム弾、ペイント弾、あと対人用に開発した麻酔針弾とかもある。麻酔針弾は、弾が発射されたと同時に外側が分裂して中身である針が出る仕組みだ。
「ここまでで何か質問はないか?詩乃」
「いえ・・・・ですが驚きで一杯です!こんな小さな鉄砲が、玉薬や筒の中を掃除しないで連射出来るとは」
「まあこれは俺がいた世界のだからな。黒鮫隊の指揮は俺に任せて詩乃は一真隊を指揮してほしい。特にこの時代の鉄砲は俺にも分からんからな」
とか話をしていたらあっという間に時間が過ぎた。
「ただいまですー!」
「ただいま戻りましたー!」
「お、ちょうどよかったな。お帰り二人とも」
襖を開いて姿を見せたひよが、俺の胸に飛び込んできた。まあ、気持ちは分からんでもないな。
「お頭だー!ふぇーん!お頭ぁ〜、お会いしたかったですよぉ!」
「今回は長かったもんな。二人ともお疲れ様」
「二週間ほど、美濃に潜伏して色々動いていましたからねぇ〜。さすがに疲れましたけど、首尾は上々ですよ!詩乃ちゃんに紹介状を書いてもらって、西美濃三人衆に渡りをつけた後、そこから稲葉山の柱を何本か抜く事に成功しました。これで西濃、東濃、双方の調略は充分施したかと。これで熟した柿のように稲葉山城は落ちると思います。あとひよズルい!」
「ほえ?」
「私だってお頭に癒されたいのに、抜け駆けする何てひどい!早く交代!」
「あははっ・・・・はーい」
と言ってひよが離れたら今度はころが抱き着いてきた。俺はお疲れ様と言いながら、頭を撫でていた。ころが満足と言った所で離れたけど。ちなみに机には、既に片付けてある。拳銃はホルスターにしまって、弾はポケットに入れた。
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