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蘇生してチート手に入れたのに執事になりました
九対一
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うか?

皆が悶々とする中、やはり明は既に先に手を打っている。

「このことについては、二日後決定すると言っていました。

今日は舞踏会、明日はそれぞれの話し合いとしての自由時間が持たれています。

休むもよし、対談するもよし、遊ぶもよし、やはり舞踏会もよし。

その自由な行為の中で、互いの腹を探り合うのです。

その中で、重要会議が開かれます。

あの議題は中止すべきなのですから、味方は多い方がいい。

その重要議会に参加する十人に掛け合うべきですね

総帥と暗には私が掛け合います。

他は皆さんで分担して取り掛かってください。

用心してくださいよ?相手はかりにも大物たちです。ただのぼんぼんではありません。

議会はこれから二ヶ月の内に決定すればよい。

つまり引き伸ばせば、状況も変化しうる。

だから、とりあえず二日後に決定しなければいいのです」

そうして、宏助たちの、大掛かりな仕事がはじまった。









〜本日〜

SP男性部隊副長とその部下数人の証言

男副長「いや、ホントもう取り入る隙もなかったですよ」

部下A「そもそもアレ、政治家でしょ?TVで何回か見たこと有ります」

部下B「堅実に自分の意見を通すことで有名ですからね。

強硬派でも有名ですよ。着々と地位を築き上げてきた実力派です」

副長「総帥以外で、一番発言力ありそうだったんだけどな〜・・・・

完全に総帥の理論に賛成派だったな」


SP女性部隊副長とその部下数人の証言

女副長「会話が成立しなかったわね」

部下C「あれでも有名な小説家らしいですよ」

部下D「有名でも幾つ賞取っててもあれじゃあ話にならないわよ」

女副長「こっちが何言ってもボーっとして、突然、滅茶苦茶にしゃべり始めるのだもの。

そもそもこっちの話を聞いていないわ」

部下C「結局賛成・反対どっちか分かりませんよ」

部下D「賛成じゃないかしら?」

真と宏助の証言

宏「あの豚、丸焼きにしてやろうかと思ったぞ」

真「太ってて傲慢で威張りくさってたな・・・。

四六時中白いタオルで脂汗拭いて」

宏「何が大手食品企業社長だよ!」

真「そのクセこっちの意見もロクに聞かずに『賛成、賛成』ってうるせえんだよな」

宏「いっそのこと脅して賛成派に傾かせるか?」

その次の日〜

麗とその部下数名の証言

麗「・・・・・・・」

部下E「・・・・麗さん・・・?」

麗「うわああああああああ」

部下F「麗さ〜ん!!!!」

部下E「どうどうどうどう」

麗「製薬会社の社長なんかに掛けあうんじゃなかった・・・・
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