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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第271話】
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る。
「おっと? 狙いが良すぎちまったなぁ……! じゃあ……ゆっくり装甲を削ってやるよ!!」
「クッ……! まさか繋ぎ目を狙うとは……!!」
何とか身体を起こすも、既に狙いを定めていた四門のガトリング砲からの一斉射撃。
腕部装甲を前面に出し、ガード体勢をとるとシールドバリアーを突破した弾丸を弾いていく。
だが、衝撃自体は当たった箇所から全身に痛みとして伝わり、苦悶の表情を浮かべる俺を見た宇崎は――。
「ハハッ! いい表情だなぁ……有坂? ……ゾクゾク来るぜ……お前のそんな表情を見るとなッ!!」
苛烈極まる銃弾の雨は止まず、ますます激しさを増していく。
墜落の衝撃で打ち所が悪かったのか、脚部スラスターとランドホイールがオフラインとなり、滑走も出来なければ出力不足で突発的な加速力も出せない。
その場に留まるのは危険なので、何とか足を動かし、走ってガトリング砲の砲火から逃れる。
反動自体が大きい為か、若干宇崎の狙いがずれているらしく、走った足元に弾丸が当たり小さく土を抉りあげる。
「……まだ動きやがるのか。 流石は村雲……いや、有坂って所か……」
小さく呟く宇崎の独り言をハイパーセンサーが拾う。
銃弾の雨が止み、宇崎を見ると四門のガトリング砲の砲身から煙が出てる為、今は冷却中。
――という事は、ここで懐に飛び込んで戦えばまだ勝機はあるという事だな。
そう考え、冷却が完了する前に俺は宇崎の元へ真っ直ぐと走り、突っ込んでいく。
「そう簡単に接近はさせねぇぜ? ……これで蜂の巣にしてやんよ!!」
両手にサブマシンガンを構え、迫る俺に弾幕を張る宇崎。
最初に習ったマルチステップを駆使し、タイミングをずらせ、マシンガンを回避し続けていくと苛立ちを隠せず、宇崎は舌打ちしながら――。
「チッ。 ……じゃあこれなんてどうだぁッ!? 派手に吹き飛ばしてやるぜぇ!?」
撃ち尽くしたサブマシンガンをかなぐり捨て、インストールしていたロケットランチャーを二門構え、更にマルチウェポンラックを起動させる宇崎。
刹那――迷うことなく一斉射撃し、この直撃を受ければ確実に負けが決まるのは目に見えていた。
迷ってる暇など無く、持っていた天狼をミサイルに投擲――接触と共にミサイルは爆ぜ、一斉射撃したロケットランチャーとミサイルを誘爆させていた。
爆発で視界が真っ白に染まり、爆炎で装甲を焦がし、シールドエネルギーも減少するなか、突き進み――。
「このまま接近戦で……!!」
爆煙から飛び出すように抜け、残ったスラスターを後ろに向けて急加速と共に拳でクアッド・ファランクスに
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