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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第269話】
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互いに離れず、剣を交え、共にシールドエネルギーを減少させていき――。


「はぁぁああッ!」

「し、しまっ――」


 理央の近接ブレードを弾き飛ばし、空中を待ってからアリーナ地表に突き刺さる近接ブレード。

 それと同時に、既に理央の機体のエネルギーは僅かだったのか両手を上げて――。


「……悔しいけど、参ったよヒルト。 ……でも、ありがとな? いい勉強になったよ、俺」


 額から出た汗を拭う理央は、何だかとっても綺麗に映った。


「……俺こそ、勉強になったよ。 ……まだまだだな、俺も……。 鷹月さんとお前との模擬戦で、改めてそう思わされたよ」


 そう言って俺は手を自分から差し伸べる。

 それを見た理央は、夕日のせいか少し頬が赤くなったように見えたが――。


「……へへっ、何だか照れ臭いけど……俺達はお前の事、応援してるからな!」


 満面の笑みで言い、握手に応じた理央。

 ラファール・リヴァイヴの装甲越しとはいえ、理央の体温が此方に伝わってくる――俺は、そう感じた……。
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