暁 〜小説投稿サイト〜
IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第269話】
[1/3]
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
シールドエネルギーの補給を早急に終え、直ぐ様模擬戦第二試合。
次の相手は――。
「ヒルト、次は俺が相手だぜ!」
そう言ったのは理央で、既にインストールされていたクアッド・ファランクスを呼び出し、装着していた。
前にも見た通り、樽型の弾装に七砲身の二五ミリガトリングが四門付いたのが特徴のパッケージ。
謳い文句は最強の攻撃力だとか――誰だよ、そんなバカな謳い文句書いた奴、ちょっと前に出てきなさいって感じだ。
……ともあれ、流石に連続で受けるとまずいのはどのISも一緒で、実弾に強い村雲でも受ければ外のシールドバリアーからエネルギー減少させられてエネルギー切れを起こすし。
……それに、今回は第三世代兵装の使用は封じられているため、常に動き回らないといけない。
「理央、模擬戦よろしくな」
「お、おぅ……。 ――へへっ、今回は勝たせてもらうぜ!!」
そんな強気の言葉に、俺も真剣な眼差しで応えると疾風を呼び出した。
前回の補助脚部攻撃は、多分バレてるだろうからどうするか……。
試合開始のブザーが鳴り、理央は四門のガトリング砲を俺に向け、狙いを定める。
構えた四門のガトリング砲の砲身が回転を始め、そこから一斉に四門の火砲から火を噴き、ラファール・リヴァイヴ前方を激しいガンスモークが立ち込める。
撃たれるその前に、上空へと跳躍した俺は前方宙返りを行いつつ、三本の矢をつがえる。
視界が反転し、ガンスモークが立ち込めるその中に俺は矢を放つ。
矢は空気を切り裂くと同時に、スモークの一部を晴らしながら突き進む――だが。
「へへっ、そう簡単にはやられねぇぞ。 今回の俺は!」
構えたガトリング砲二門を盾に構え、放った矢を弾く理央。
直ぐ様マルチウェポンラックからミサイルを装填――激しい轟音と共に一発のミサイルが射撃された。
「くっ……ミサイルか……」
上空へ急上昇――俺を追うようにミサイルも上昇し、そこで俺はミサイル迎撃の為に新たにエネルギー粒子の矢を形成――青白く光る矢は、周囲を明るく照らす。
追撃してくるミサイルに対し、放ち――それと接触すると激しい爆音と爆発に、機体が大きく揺れ、爆風でアリーナに張られたバリアーが僅かに震えた。
――威力高いもんな、ミサイル。
……一発の値段も物凄いらしいが、この辺りもISが開発されて技術向上したためか、前よりは遥かに安くなったとか何とか。
……そんな考えはさておき、理央の懐に飛び込む勢いで急降下――それを見た理央は、直ぐ様冷却を終えた四門のガトリング砲で弾幕を張る。
これを見て解るが、やはりISの弱点は対空兵器もあるだろ
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ