第六十三話
[8]前話 [2]次話
しばらくして…
部員A
「おい、なんだよアイツ」
部員B
「何でもキャプテンに喧嘩売ったらしいぞ」
部員A
「マジかよ?アイツ何者だ?」
部員C
「あれだよ、今日転校してきた式島」
なにやら騒ぎの原因は虹太郎のようだ
監督
「おい、一体何事だ?さっさと練習しろ」
監督がやってきた
監督
「ん?見慣れん顔だな?」
啓一
「今日転校して来た式島虹太郎です。野球部見学として連れてきたのですが…」
気付けば不穏な空気に包まれている
監督が虹太郎に近付いていく
監督
「式島君と言ったかね?監督の氷室だ。一体どうしたのか説明してくれんか?」
虹太郎
「あ、はじめまして、式島と言います。実はキャプテンの投球フォームについてアドバイスをと思いまして」
監督
「ほう?」
虹太郎
「キャプテンの投げ方では肩に負担がかかり過ぎます。更に余計な箇所に力が入っているので持ち味のストレートの威力が半減していたので…」
キャプテン
「いきなり今日来た新人に何が解る?俺は今までこのフォームで投げて来たんだよ。事実、ほとんどの試合で勝ってきた」
虹太郎
「ですから、今は異常が無くてもですね…」
監督
「まあまあ、そこまで言うなら一勝負したらどうだ?お互い力量もわかるし、納得するだろう?」
キャプテン
「……わかりました」
虹太郎
「わかりました」
そして、勝負は30分後、内容は10球勝負に決まった
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ