第七十九話 次期大統領としてその五
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うのだ。
「そして今に至る、永遠に権力の座に留まっていると腐るからな」
「では合衆国が永遠に権力の座にあることは」
「願わない方がいい、常に留まるより常に動いた方がだ」
その方がというのだ。
「世界の盟主の座が保てる」
「では私は」
「ご苦労だった、特別ボーナスは君の口座に振り込んでいく」
報酬は忘れていなかった、彼はアメリカ空軍の現役の軍人であり雇い主である大統領としてはこのことを忘れてはならないからだ。
「君の現年収の三年分をな」
「有り難うございます」
「それでだ、もう戦いはだ」
「降りてですね」
「純粋に駐在武官の仕事に戻ってくれ」
こう彼に言うのだった。
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