暁 〜小説投稿サイト〜
不老不死の暴君
レイスウォール王墓編
第十四話 王女誘拐から数日後
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、そろそろ勤務時間終了だ。話はこの辺で」

そう言って店の奥にトマジが入っていた時は別になんとも思わなかったよ。
だから勘定の時に大金を請求されて驚いたよ。
どうやら俺は最高級の蛇酒ばかり飲んでいたらしい。
トマジがコップが空になると酒を入れてくれていたからトマジの仕業だ。
トマジに殺意を覚えながら俺は全財産の九割を砂海亭に払う事となった。
そして今・・・

「金がない」

とある理由で別に俺は食事を取らなくても生きていけるがずっと空腹はつらい。
セアの計算ではあと三年は働かずに暮らせるだけの金があったのに。
今では一ヶ月の家賃だけで金が尽きる。
セアがブルーな気分で王宮を眺めていた。

「クライス殿ですか?」

名前を呼ばれセアは振り返ると帝国兵が立っていた。

「そうだけど・・・なんのよう?」
「ドラクロア研究所の所長がお呼びですご同行願えますか?」

普段なら面倒くさいのでセアは断る。
しかしセアは現在一文無しで断ってもやることがないので快くセアは承諾した。
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