17対6
[2/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
な弱気だからなめられるの!アンタは」
「まぁまぁシャルルちゃん」
今にも泣きだしそうな声を上げるウェンディにシャルルが叱咤し、ココロが宥める。
そんなウェンディを安心させるかのようにエルザが微笑み、口を開いた。
「すまんな・・・少々驚いたが、そんなつもりは毛頭ない。よろしく頼む。ウェンディ、ココロ、アラン」
エルザを見たウェンディは目をキラキラさせる。
「うわわ・・・エルザさんだ・・・本物だよ、シャルル、ココロちゃん」
「綺麗な人だね・・・それで強いなんて、憧れちゃう・・・」
「思ってたよりいい女ね」
妖精女王の名はここにまで届いていた。
文字通り目をキラキラと輝かせ、ウェンディとココロは笑い合う。
「オ・・・オイラの事知ってる?ネコマンダーのハッピー!」
ハッピーはシャルルにそう問いかける。
が、シャルルはぷいっと顔を逸らした。
「照れてる・・・かわいい〜」
「相手にされてないようにも見えるけど」
「どちらかといえば眼中にないって感じだね」
それを全く違う方向に受け止めているハッピーにルーシィとルーは呆れたように言った。
「あの娘達、将来美人になるぞ」
「今でも十分可愛いよ」
「さ・・・お嬢さん方、こちらへ・・・」
「えっ・・・あの・・・」
「えっと・・・?」
「早っ!」
先ほどエルザとルーシィを持て成したようにウェンディとココロを持て成そうとするトライメンズ。
2人は戸惑ったように瞳を揺らした。
「アラン君、あれ止めなくていいの?」
「あ、あはは・・・」
ルーに「あれ」と指差しで言われたアランは困ったように苦笑した。
「あの3人・・・何という香りだ・・・ただ者ではないな」
「気づいたか、一夜殿。あれはワシ等とは何か違う魔力だ・・・エルザ殿とティア殿も気づいているようだが」
「さ・・・さすが」
そんな一方、連合軍の中でも名の知れた実力者である4人は3人から何かを感じ取っていた。
「オレンジジュースでいいかな」
「おしぼりをどうぞ」
「あの・・・えーと・・・」
「ど、どうしたらいいんだろう、ウェンディちゃん・・・」
「何なの、このオスども!」
持て成しを受けているウェンディとココロは戸惑っていた。
シャルルは苛立たしげに叫ぶ。
「ウェンディ・・・ココロ・・・」
「どうした、ナツ」
「どこかで聞いた事あるような、ないような・・・う〜む・・・」
先ほどから腕を組み何かを考えるナツにグレイが声を掛ける。
ナツはしばらく頭を捻り――――――
「思い出してくれねーか?」
「知るか!」
超無理難題にグレイはツッコんだ。
『!』
すると、ナツはトライメン
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ