暁 〜小説投稿サイト〜
アイドルマスター 〜世界を渡る少女〜
始まりの道、終わりへの道
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ってるんです。後は体力作りの走り込みとか・・・色々と」

『多趣味なんですね』

「そう、ですね。好奇心が強すぎて、気になったものはとことん最後までやっちゃうんですよ」



合気道の確認が終わり、次は空手だ。

『?』

「真ちゃんに教わったんです。ああ見えて真ちゃん、黒帯初段なんですよ?」

といっても私は“黒帯は凄い”位の知識しかありませんけど・・・


『では、聞いてもよろしいですか?』

「なんでしょうか?」

『これは全員に聞いているのですが・・・』







ーーーあなたにとって『アイドル』とは?ーーー















「ええっと、そうですねぇ・・・こうフリフリっとしててプリプリっとしてて、ボクも何時かそんな風になれたらなぁって」

真ちゃんは女の子らしくなる為にアイドルをやっている。

「あ、あの、私自分に自信がないから・・・だからこそ違う自分になれたらいいなって」


雪歩ちゃんは自分を変える為にアイドルをやっている。



「なんかチョー楽しそうだよね!」

「うんうん。早くテレビとかもっと出てみたいよね!」

亜美ちゃんと真美ちゃんは面白い事が沢山あるからアイドルをやっている。

「えっと、少しでも家にお金を入れて両親の役に立ちたいなーって」

やよいちゃんは家族を楽にする為にアイドルをやっている。

「決まってるわ!この伊織ちゃんをみんなに認めさせる為よ!」

伊織ちゃんは自分を家族に認めてもらう為にアイドルをやっている。

「こうしてアイドルとして頑張っていれば、きっと誰かが見つけてくれますよね?」

あずささんは“運命の人”に見つけてもらう為にアイドルをやっている。


「みんなの餌代も稼がないとね!」

響ちゃんはペット達の為、沖縄の家族の為にアイドルをやっている。

「・・・とっぷしぃくれっとです」

貴音ちゃんは・・・よくわからないかな。

「ミキね、疲れるのとか好きじゃないから、らくちーんな感じでアイドルやれたらって思うなぁ」

美希ちゃんもまだこれといった目標はないみたい。

「・・・歌うこと。・・・それだけです」

千早ちゃんは歌の為・・・ううん、違う何かの為にアイドルをやっている。

「うーん・・・夢、ですかね。憧れなんです、小さい頃からの」

春香ちゃんは夢を見続ける為にアイドルをやっている。・・・みんなはそう答えた。私は・・・








『あなたにとってアイドルとは?』

「・・・居場所、です。今の私にとって・・・かけがえのない存在です」


アイドルにならなければ・・・私は、こ
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