第六十二話
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放課後
虹太郎
「あ、潮見」
部活に行こうと教室を出ようとした啓一を呼び止めた虹太郎
休み時間も会話したおかげか啓一とは打ち解けたようだ
啓一
「?どうかしたか?」
虹太郎
「潮見はもう帰る?」
啓一
「いや、部活。野球部なんでな」
虹太郎
「ちょうど良かった。俺もついて行ってくれないか?」
啓一
「良いぜ」
そして2人でグラウンドへ向かう
啓一
「式島、野球やるんだ?」
虹太郎
「まぁリトルから。下手の横好きってヤツさ」
啓一
「へぇ、ポジションは?」
虹太郎
「……キャッチャー」
啓一
「マジか!?俺ピッチャーもやってんだ。もしかしたらバッテリーになるかもな」
不自然な間があったが、この際気にしないでおく
虹太郎
「ピッチャー『も』?いつもは違うのかい?」
啓一
「本職はサードだ。たまにキャッチャーもするぜ。肩はそれなりに強いからな」
そうこう話すうちにグラウンドに到着
グラウンドでも教室同様自己紹介をし、部員に混じって練習を始めた
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