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幽霊だからって恋がしないとは限らないっ!
花火。
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・・」パチパチ。
「部長!?」
拍手で出てきたのは部長だった。
「突然悪いね!」
「ほんとですよ。」
「まぁ、二階堂先生空頼まれてね。一応私と戦ってもらう。」
「うわ・・マジっすか。」
「きついね・・・」
「まぁ、仕方ないだろ、テストなんだから。」
「はぁ・・・獅童一閃・・伊織、参る。」
「獅童初伝!玲瓏渚!勝負!」
「神崎公爵家、神崎刹那、出撃!」

「二ノ型、疾風!」
俺はすれ違い様に切った。
「ふぅ・・・」
部長は盾で俺の刀を受け流した。
「さすがっ!」
渚も部長のランスを交わしてから、衝撃波を放った。
「はっ!!!」
部長は俺にランスを突き刺してきた。
「零!」
俺は刀で受け流した。
「はっ!」
渚はランスを弾き飛ばした。
「勝負あり、ですね。」
俺は部長の首もとに刀を当てて言った。
「参ったよ。」
すると先生がパチパチ手を鳴らしながらこっちに来た。
「見事だよ、それじゃあ最終試験だ。」
そう言いながら先生は刀を二刀流で構えた。
「やっぱり獅童一閃でしたか。」
「ははは、気づいちゃったw?」
「反応うざっ!?」
「まぁ、獅童祐司さんは私のうわきあいてだよ。」
「なにやってんだ!?」
「w。」
「だからうざいって!!」
「それじゃあ、獅童師範!浮気相手!行きますw。」
「最後までうぜぇ!」


俺と渚は最善を尽くしたが、さすが?師範代浮気wの力だ、俺達は思いっきり負けた。
「くっ・・浮気相手に何を教えてるんだ・・・くそ親父・・・」
「参りましたぁ・・・」
「ふふふ・・・愛wの力は凄いのだよ。」
「浮気ですって?・・・」
ゴゴゴゴゴ・・・
母さんが漫画の吹き出しの様に登場してきた。
「あっ、ヤバッ!」
「二階堂先生は刀をしまって駆け出した。
「おらぁ!二階堂!待てや!」
そう、昔から犬猿の仲だったのねw
「・・・・帰るか」
「そすね。」
俺と渚は肝試しルートを引き返した。
「おーい!伊織!大丈夫かい!」
「ああ、疲れたけどな。」
「かくかくしかじかでね?」
「うっわ、きついな」
「とんだ茶番だ。」
俺は夜の砂浜に寝転がった。
「綺麗だな」
俺は夜空を見上げて呟いた。
「皆さん、花火をお持ちしました。」
「おお、影山。」
「待ってました!」
俺達は星が光る夜空の下で花火をした。
少し離れたところで線香花火を二人でやった。
「あ・・・」
線香花火の玉が落ちる。
「渚、俺決めたよ。」
少ししてから返事がきた。
「え?・・・・」
「渚、俺は渚が死んで守りきれなかった悔しさを抱えてきた・・・」
「・・・・・」
渚は黙って聞いていた。
「だけど渚が帰ってきて分かった、
俺は・・・

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