スーパーロボット大戦OG外伝
0524話
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している。
「……メギロートの人形がある……」
OGs世界の出身者としては、まさに目を疑うような光景だろう。
「今はこうして在庫もあるが、一時期はどこも品切れだったらしい」
あくまでもムウから聞いた人伝の話だが。ちなみにムウがシャドウミラーに所属しているという事で、ナタルは同僚や部下。さらには上官からもめぎろーと君を入手出来ないかどうか頼まれたとか何とか。
めぎろーと君に関しては売り上げのうち2割程はシャドウミラーに入ってくる事になってはいるが、基本的に製造しているのはあくまでもオーブの企業だ。その辺の説明でナタルも苦労したらしい。
「メギロートが人気、ですか」
「まぁ、オーブにしてみれば自分達の国に攻め込んできた敵国の艦隊を倒してくれた機体だからな。敵として戦ったお前達とは感じ方が違うさ。……もっとも、OGsの世界でメギロートを使えないというのは痛いんだが」
もしOGsの世界でメギロートを使おうものなら、俺達がエアロゲイターとして認識されかねない。いや、ホワイトスターをパクッた以上はしょうがないんだけどな。
「さて、メギロートに関してはこの辺にしておくとして。どうする? どこか見て回りたい場所とかある……」
「アクセルさん!?」
そう言いかけた時、唐突に背後から声を掛けられる。
聞き覚えのある声に振り向くと、そこにいたのはどいつもこいつも見知った顔だった。
シン、レイ、アウル、ステラ、スティングの5人組がそこに存在していた。
恐らく学校帰りなのだろう。それぞれが手にバッグを持っており、どこか驚いた表情で俺達の方を見ている。
「えっと……彼等は?」
「ん? 会った事は……そうか、無かったか」
スレイはレモンの研究室で治療中のレイ達を見た事はあったが、オウカは初顔合わせだったな。一応元エクステンデッドの3人組はホワイトスターで生活しているんだからすれ違った事くらいはあったのかもしれないが、何しろオウカは実働班の訓練でここしばらく忙しかったし、元エクステンデッド組は今まで経験した事のないような学校生活に慣れるので忙しかったんだろう。
「スレイは治療中に顔を見た事があったよな?」
「ああ。兄様の治療の話を聞きに行った時に。あの時は治療中で生成チャンバーの中にいたから、実際に意識のある状態で会うのは今日が初めてだが」
「そうか。簡単に紹介しておくか。そっちにいるのはシン、レイ、アウル、ステラ、スティングだ。全員このSEED世界の出身者だな。シン以外は全員シャドウミラー所属という形になってはいるが、現在は一般常識を学ぶ為にオーブの学校で勉強中だ」
そう告げると、シン達がそれぞれ小さく頭を下げる。アウルは何処か不承不承といった形だったが。
「で、こっちの2
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