暁 〜小説投稿サイト〜
二日続けての大舞台
第五章
[3/3]

[8]前話 [9] 最初
は熱いものであった。彼にしては珍しい。
「僕はパリーグにいてよかった、と思っています。本当に。こんな熱い、素晴らしい野球ができたんですから」
 彼はそう言うと今日もパリーグの試合を観に行く。解説者として。
「世の中の人はまだ巨人巨人と言いますけれど少なくとも僕は違いますよ」
 加藤秀司も同じことを言う。
「パリーグの野球こそ最高です。あんな素晴らしいものが見られるんですから」
 二人は今も野球を愛している。パリーグの野球を。この素晴らしい野球の中で育ち、生きてきた男達は何時までもその世界を愛しているのだ。



二日続けての大舞台   完


                   2004・7・31

[8]前話 [9] 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ