新たなる力へ
Trick63_ムサシノ牛乳
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、そろそろ自由時間が終了します。
18:00には信乃様がA・Tを回収します。
くれぐれも時間にはお気を付け下さい」
再度の紗和琥の時間報告。夢中で練習をしていた4人は足を止めた。
「もう・・・そんな時間?」
「夢中になっていると早いね♪」
1日目の自由時間を全て練習に費やした4人。
紗和琥の言葉でようやく片づけを始めた。
「結局≪歩く≫が完全に出来たのは雪姉ちゃんだけだね」
「でも、玲ちゃんも琴ちゃんも婚后さんも、コツを掴み始めているでしょ♪
歩き方が安定し始めているよ♪」
「そうですわね。紗和琥さん、A・Tと防具はどのようにしたらよろしいのですか?」
「私の方から信乃様へお渡しします。
お疲れと思いますので温泉に案内します。
着替えなどは私が準備いたしますので、気兼ねなくお楽しみください」
「あら、そうですの。それではお願いしますわ」
「お願いしまーす♪」「お願いします、とミレイは疲労した体を引きずります」
「はい、こちらへ」
紗和琥の案内で歩き出した所に、2人の人影が近づいてきた。
「ん?・・・・あ、佐天さんだ!」
「あら、本当ですわ。そう言えば≪こがらすまる≫は先に訓練をしていると
西折さんが言っていましたわね」
「訓練と言うか合宿ね♪ 合宿は夏休み入ってからすぐに始めていたって♪」
「え!? たしかに夏休みに入ってから佐天さんに会ってないけど、
ずっとA・Tやってたの!?」
美琴の驚く声に、向こうから歩いてきた佐天と黒妻が気付き、佐天は手を振った。
「お〜! 御坂さん達だ! 久しぶりで〜す!」
「そういや、信乃が合流するのは今日だったな」
近づいてくる2人は≪小烏丸≫に正式に入った佐天と黒妻。
改めてみると、2人の雰囲気は少々変わっていた。
黒妻は腕の筋肉が以前より増した気がする。
A・Tの練習だからと言って足だけを使う訳ではない。
むしろレベルが上がれば上がるほど、全身を使った技は増える。
黒妻も佐天も合宿の特訓から全身が鍛えられていた。
特に佐天が変わっていた。
熱いために、白いTシャツの裾を縊り、へそを出して体の熱が放出できるようにしている。
下は短パンで丈が短い。腹出しのスタイルと合わせて女子陸上選手に見えた。
お腹も以前に水着で見た時よりくびれた感じがあり、
足もカモシカのような足と言えるほどになっていた。
4人は一瞬、佐天に見惚れるがすぐに正気を取り戻した。
「さ、佐天さん、久しぶり! 黒妻さんもお久しぶりです!」
「おう、元気そうだな御坂の嬢ちゃん。それに美雪さんもな」
「黒妻さん、私のことは呼び捨てでも
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