連合軍、集結!
[1/7]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
解散命令を出されたにも拘らず、裏で暗躍する奴等、闇ギルド。
その闇ギルドの最大勢力、バラム同盟。
その一角である六魔将軍。
メンバーはたった6人ながら、それぞれがかなりの強さを誇る魔導士だ。
地方ギルド定例会は最近動きを見せる六魔将軍を討伐すべく、4つのギルドで連合軍を結成する事にした。
青い天馬
蛇姫の鱗
化猫の宿
妖精の尻尾
そして。
「てゆーか、何でこんな作戦にあたしが参加する事になったのー!?」
連合軍の集合場所に向かう馬車に乗ったルーシィは、頭を抱えて叫んだ。
「オレだってめんどくせーんだ。ぶーぶーゆーな」
「ぶーっ」
「ま、面白そうじゃん?連合組むなんざ滅多にねぇし」
呆れたように言うグレイに対し、アルカはかなりご機嫌だ。
今にもスキップしそうなほどに楽しそうで、漆黒の目がキラキラと輝く。
「マスターの人選だ。私達はその期待に応えるべきじゃないのか?」
「でもバトルならガジルやジュビアとかシュラン、クロス達だっているじゃない」
「4人とも別の仕事入っちゃったからね」
ルーシィの言葉にハッピーが言う。
その足元ではヴィーテルシアが寝そべっていた。
ちなみにティアはというと。
『嫌よ。青い天馬の連中と行動するなんて冗談じゃないわ!』
と、殺気放出中の為、現在もマカロフに説得されている。
ヴィーテルシアは素直について来たのだが。
「てか・・・まだ・・・着かねー・・・の、か・・・」
そしてナツは酔っていた。
「結局いつものメンバーなのよね」
「でもその方がいいんじゃないかな?今日は他のギルドと初めての合同作戦だし」
「まずは1つのギルドの中で連携が取れてる事が大切だもんな」
今回妖精の尻尾から選出されたのは、ナツ、ルーシィ、グレイ、エルザ、ハッピー、ルー、アルカ、ヴィーテルシアの6人と2匹だ。
そしてティアは現在説得中。
「見えてきたよ、集合場所だ」
そんな会話をしている間にも、馬車は集合場所である屋敷に到着した。
「趣味悪いところね」
「ピンクばっかだしハートマークばっかだしな」
「青い天馬、マスターボブの別荘だ」
「あいつか・・・」
「ああ!可愛いって褒めてくれる人か!」
「違う気がするが」
「ま・・・まだ着かねえのか・・・」
「着いてるよナツ・・・」
様々な所にハートをあしらった屋敷にそれぞれ感想を言いながら中へと入る一行。
すると、突然照明が落ち、スポットライトが当
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ