暁 〜小説投稿サイト〜
伝説となった狩人達
一人目
SCAR FACE
三話

[8]前話 [2]次話
ある日…


やつが帰ると、妹がぐったりしていた。

その時はまだ意識はあったんだが、怪我がひどくてな。すぐに寝かしてやったんだ。

子供であろうが、何があったかぐらいは容易に理解出来る。
とりあえず元気でさえいてくれれば……


そんな願いも虚しく、次の朝…
妹が目覚めることはなかったよ。






うがああああぁぁ……






やつはキレちまった。


その後…その身内をな。




小さい妹の骸を抱いて、町を去って行くやつの姿を見た者がいたよ。



顔にはでっけえ切られ傷を負い…


そしてそれを泥と血と涙で汚れた服で拭いながら……
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ