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不老不死の暴君
第七・五話 侯爵邸にて
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・私も孤児です」
「帝国が恐いんですね」

ラーサーの言葉にパンネロは頷いた。
するとラーサーはパンネロの前で方膝をつき話しかけた。

「パンネロさん。ソリドール家の男子は人々の安寧に尽くせと教えられて育ちます。あなたを守るのも僕の仕事のうちなんですよ」
「信じていいんでしょうか」

パンネロは躊躇いながらそう言った。
するとラーサーは立ち上がり

「僕の名誉にかけて。兄もわかってくれます」

そうラーサーは言った。
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