第七話 ビュエルバの反帝国組織
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ぱり偽者かタチの悪い悪戯しやがって」
「だがそこらのガキがローゼンバーグ将軍を名乗るとは思えん」
ハバーロはそこで一旦言葉を止めた。
その隙を逃がさずセアが爆弾発言を投下する。
「ローゼンバーグ将軍はそっちじゃなくてこっちだよ」
セアがバッシュを指差しながら言った。
すると反帝国組織の人たちまたタチの悪い悪戯かとセアを睨んだ。
しかしハバーロの言葉によってその誤解は解ける。
「あんたは・・・本当に生きていたのか!」
「ああ」
そうなるとセアに向いていた視線はバッシュの方に移る。
「いかにも裏がありそうだとは思ったがまさか本人のご登場とはな。このことを侯爵が知ったら・・・」
「さて、なんと言うかな。直接会って聞いてみたい」
ハバーロはその台詞を聞き後ろにいるレベ族の人物に話しかける。
「・・・どうすんですかい、旦那」
「致し方あるまいな。侯爵閣下がお会いになる。のちほど屋敷に参られよ」
やっと面倒事の終わりが見えてきたなセアはため息をついた。
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