暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL 魔の天才
師匠の愛・弟子の夢
[1/2]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
なんやかんやあってメイルと上空を飛行し、遺跡へ向かうカイト

「で、結局何が起こってるの?」

手伝わないと言っても少しは気になってしまうカイトはメイルに仕事の内容を問う

「あ、ええとね・・・」

手伝わない宣言をしても事情を聴いてくるカイトに特に驚くことなくメイルは簡単に事情を説明する



「なるほど
まあ、事情はわかった。そのリオンだっけか?
そいつには説教をしたいところだな・・・」

その後少しカイトは一人でブツブツ出てきた単語を並べていたが「月の雫(ムーンドリップ)」と呟き納得したように顔を上げた

「なるほどな
メイル、お前にだけ答えを教えてやるよ」

カイトのセリフにメイルは驚く

「ホント!?
でも、よく今の説明で答えまでたどり着いたね」

驚き三割感心一割呆れ五割でメイルは言う
明らかに呆れていることはわかったがメイルの意見にカイトは答えた

「この程度のクエストなら、エルザ・・・はまだ若いが、ラクサスやオレ、ギルダーツなら
簡単にわかることだ
じゃあ、本題だが・・・問題なのは村人達が悪魔になった時期(・・)だ。恐らくだが・・・リオン達が月の雫(ムーンドリップ)を始めた時期と被るはずだ
紫の月は、月の雫(ムーンドリップ)によって作られた塵の様なものが膜になっているんだ
その膜は悪魔(・・)の記憶を阻害する。つまり・・・」

カイトは一瞬間を作り、

「彼らは元々悪魔だった。それが答えだ」

メイルはずっと話を聞いていたが最後を聞いた瞬間に真っ青になった

「あ・・悪魔・・?」

カイトは少し悪戯な顔を作り

「そう、悪魔だよ・・・っといつの間にか目的地だな。
お?月の雫(ムーンドリップ)が発動してる・・?」

カイトの言う通り二人は遺跡の真上にいた
そして、紫色の光の柱もまた遺跡を、正確には遺跡の地下を照らしていた

「「!?」」

突然周辺に大きな音が鳴り響き遺跡の上にいる二人は驚いた

「デリオラかな?」
「カイトが笑ってる・・・」

メイルが呟く
確かにカイトは今笑っている。それもとても楽しそうに
しかし、それを指摘するメイルもまた笑っている

「じゃあ、行ってみるか、メイル!」
「うん!」

月の雫(ムーンドリップ)の光のわきを降りていくカイトとメイル
地面に着くと月の雫(ムーンドリップ)の光は消えデリオラを覆っていた氷は完全に消えた

「おい、グレイ!今はアイツを倒すぞ!」

ナツが叫ぶがグレイは絶対氷結(アイスドシェル)を発動しようして・・・ナツの言葉で思いとどまったようだ

「ナツ、俺にやらせてくれない?
そんな強そうな
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ