第3部:学祭2日目
第13話『危機』
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、
ガッ
「きゃっ!?」
憂は脇下に何か、妙なものを押しつけられたようだ。
そこで光る青白い発光の後、憂はぼろきれのように飛ばされ、スチームヒーターのパイプに激突した。
脳震盪を起こし、彼女は言葉もなくくずおれる。
「憂!!」
唯は叫ぶが、起きる気配もない。
「一段落したら、お前も完全に征服するからよ」
止は憂に対して毒づくと、ベッドのほうを向き、荒々しく唯をベッドに引き倒した。
その刹那に彼女は止の股間をけり上げるが、まったく効いていない。
足に力が入らないうえ、ジーンとしびれてくる。
「……どうして効かないの……?」
「ここは重点的に防御を固めたからな。一度攻撃されちまったし」
なすすべもないまま、唯は服のボタンを外されていく。
震える声で叫んだ。
「嫌!! 澪ちゃん、あずにゃん助けて!! マコちゃーーーーーーんっ!!」
続く
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