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もしもこんなチート能力を手に入れたら・・・多分後悔するんじゃね?
記録断章 〜一夜の追憶〜
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う。そんなものに納得できるはずもない。はやてちゃんも他の皆だってそう思うはずだ。
ではどうする!?剣か、剣を使うしかないのか!!どう思う、
皆
(
わたし
)
!?
「もう迷ってる暇はあらしまへんで!」
「せやで工藤!今使わんといて何時使うんや!」
「んだ!いまこそ使い時だっぺ!」
「なんくるないさー!けせらせら!かむさはむにだー!」
「ぽいぽいちゃくんてとっとてるり!ばーまばーまてろー!」
「ま〜ぐまぐまま〜ぐまっ!!」
「ぶっ生き返せー!!ぶっ生き返せー!!」
2人ほど何言ってるか分からないが多数決で使用決定!
「神剣抜刀!!全能の剣よ、シャマルちゃんを救い給えーーー!!」
ぺかーっ!と光が周囲を包む。その光が収まった先には―――
「うぅ・・・ん」
「やった!成功だよ成功!!」
「ヨッシャーーー!!」
「・・・あれ?でも何かおかしくね?」
「ぐまっ。まぐまぐ、ま?」
「「「「こっこれは・・・!?」」」」
世界は矛盾を嫌う。嫌った結果がどうなるかは別として。
断章 アースラのブリッジにて
「・・・どうやら、”アレ”は今度こそ消滅したみたいね」
『そうみたいだ。それにしても、クロノは強くなったな。あれでもう少し身長があれば男として文句なかったんだが・・・』
「それは贅沢っていうものよ、あなた。それに身長伸びなかったのは貴方が死んだストレスとかもあるんじゃないの?」
『好きで死んだわけじゃないよ・・・おっと、そろそろ身体を保てなくなってきたね』
「クロノに通信繋ぎましょうか?」
『いや、一目見れただけで十分だよ。それじゃリンディ・・・出来るだけゆっくり”あちら”に来てくれると嬉しいな』
「ええ、新しい旦那でも見つけて人生を謳歌させてもらってからにするわ。誰かさんの所為で女の幸せが少ない人生を歩んでるもの」
『はは、手厳しいな・・・それじゃ、また』
「ええ・・・いつかまた、会いましょう」
「艦長、いま誰と話していたんですか?」
「え?さあ、誰かしらね・・・」
断章 理想は現実になるか?
じぃ、っと自分の携帯電話を見つめる。父が買ってくれた、本当に通話とメールの機能した付いていない子供用携帯電話だ。
彼は「後で電話をかける」と言った。だから待っていればきっと電話がかかってくる。でもひょっとしたらかかってこないかもしれない。そう思うと不安で電話から目が離せなくなる。
彼と話をして、自分の父がちゃんと血の繋がった父であることを確認できた。私の身体の調子がおかしかったのも、彼が治してくれた。そして―――私には特別な力がある、らしい。
嘘っぽいけど、彼自身嘘っぽい魔法を使っていたし、大きな乗り物を呼び出
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