暁 〜小説投稿サイト〜
Element Magic Trinity
ニルヴァーナ編
ニルヴァーナ
[4/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ルドの組織図を書いてみたの」
「あ・・・書いたのオレ」

リーダスが手をあげた。

「どうしてまた?」
「最近動きが活性化してるようでな。ギルド同士の連携を強固にしねーとなんねぇんだと」

ルーシィの問いにアルカが答える。
どうやらそれは面白くないようで、アルカの目にいつもの煌めく光はない。

「この大きいくくりはなんだよ?」
「ジュビア知ってますよ。闇ギルド最大勢力、『バラム同盟』」

エルフマンやジュビアの目線の先には、図の中央、大きく囲まれた4つの名前があった。
それらは「バラム同盟」として括られている。


六魔将軍(オラシオンセイス)

冥府の門(タルタロス)

悪魔の心臓(グリモアハート)

血塗れの欲望(ブラッティデザイア)


この4つがバラム同盟と呼ばれる闇ギルドだ。

「バラム同盟は4つのギルドから構成されている闇の最大勢力。それぞれが幾つかの直属ギルドを持ち、闇の世界を動かしているの。ま、要するにバカの中の大バカって事よ」

ティアが呆れたように溜息をつく。
それを聞きながらルーシィは図を見渡し、聞いた事のある名前を見つけた。

「あ!鉄の森(アイゼンヴァルト)って!」
「そうだ、あのエリゴールがいたギルド」
「あれは六魔将軍(オラシオンセイス)ってギルドの傘下だったのか」

鉄の森(アイゼンヴァルト)
忘れるはずもない。こいつ等が起こした事件がキッカケで最強チームがあるようなものだ。

「雷神衆が潰した屍人の魂(グールスピリット)もそうだ」
「ジュビアもガジル君もシュランちゃんも、ファントム時代に幾つか潰したギルドが全部六魔将軍(オラシオンセイス)の傘下でしたー」
「笑顔で言うな」

笑顔を浮かべて物騒な事を言うジュビアにグレイが呆れる。

「ティアが潰したのはどれだ?」
「基本的には血塗れの欲望(ブラッティデザイア)傘下が多いかしら」
「・・・」

ヴィーテルシアに聞かれ、ティアは淡々と目で図を追いながら呟く。
そんな中、ルーは無言で図を見つめていた。

「うわ〜、怒ってなきゃいいけど」
「気にする事ねぇさ。こいつら・・・噂じゃたった6人しかいねーらしい」
「どんだけ小せェギルドだよって」

怯えるルーシィに他のギルドメンバーが笑いながらそう言うが――――――

「たった6人で最大勢力の1つを担っているのよ」
「「う」」

ミラの一言で押し黙った。

「その六魔将軍(オラシオンセイス)じゃがな・・・」

すると、そんなギルドにマカロフが帰ってくる。
定例会があったのだ。





「ワシらが、討つ事になった!」





『!』

突然放たれた衝撃的な一言
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ