スーパーロボット大戦OG外伝
0522話
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あるいはその辺は原作通りにルルーシュに任せるべきか。
「アクセル・アルマー?」
そんな風に考えていると、フェイトに声を掛けられる。
っと、そうだった。今はギアス世界に関してよりもブルーマーズ計画と修羅に関してだったな。
「いや、何でも無い。ちょっと考え事をしていただけだ」
「……シャドウミラーは君という存在があるからこその組織なんだ。変に体調を崩したりはしないでくれよ。病気持ちの人材ばかりを拾ってきて、その結果君が病気になったりしたら本末転倒だよ」
「その辺は問題無いさ。今の俺は人間じゃないんだしな」
精霊の掛かる病気とかがあったりしたらどうなるかは分からないが。
「それはともかく、その修羅とかいう人達に関しては君に任せるとするよ。話を聞いてる限りだとブルーマーズ計画に関しては有用な人達っぽいし」
コーヒーカップに入っていた最後の1口を飲み、どこか残念そうな顔をしながら言うフェイトが頷く。
「分かった。ならこっちに関しては任せて貰う。ちなみに、ブルーマーズ計画に関して表側の世界ではどんな風に受け止められている?」
「魔法使いからの接触のおかげで、各国政府からは概ね反対は出ていないよ」
魔法使いの接触って、ようは圧力なんだろうな。
各国の上層部にしても魔法。特にいざという時の回復魔法とかは十分に魅力的だろうし。まず一般人には入手不可能だろうが、時の指輪のように不老になるマジックアイテムとかもあるしな。
それに反対はしていないとの話からすると、別に賛成もしていないと見るべきか。
もっとも、地球各国にしても魔法世界が崩壊して数え切れない程の難民が来る可能性とかは考えたくないと言うのもあるんだろう。
「まぁ、ブルーマーズ計画自体は概ね順調と言ってもいいだろうね。こっちの事は僕に任せて、君は君のやるべき事をやりなよ」
パチンッと指を鳴らし、認識阻害を解除するフェイト。
「あ、マスター。ブレンドをもう1杯」
……まず最初の言葉がコーヒーのおかわりっていうのはフェイトらしいと言えばらしいんだがな。
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