スーパーロボット大戦OG外伝
0522話
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てるけど」
香りを楽しみながら呟くフェイトのコーヒー好きに若干呆れつつも、自分用に頼んだシーフードピザへと手を伸ばしながら話を始める。
「ブルーマーズ計画に関してだが、このまま上手く俺の計画が進めば火星のテラフォーミングに使える人材を大量に見つけられるかもしれない」
……ん? このシーフードピザ上手いな。さすが島国のオーブ。魚介類に関しては質のいい物が揃ってるらしい。まぁ、ここに店を出す以上はオーブの威信を背負ってると言っても過言ではないから、下手な料理は出せないんだろうが。
「使える人材? それは君がOGs世界とやらに顔を出しているのと関係があるのかな?」
「ああ。向こうの世界に修羅という集団が姿を現したんだが……こいつらが、魔法世界にいる拳闘士や賞金稼ぎ、トレジャーハンターの同類みたいな奴等でな」
「つまりは脳筋なんだね」
「……いや、確かにそうなんだが。折角俺がオブラートに包んでだな」
「表現を変えたとしても真実は変わらないよ。それはいいから、早く続きを」
「分かったよ。で、その修羅なんだが覇気というのを使って俺達が使っているような機動兵器を動かしている。そしてその覇気というのは一種の生命エネルギーで、恐らくお前達の世界で言う所の『気』のようなものらしくてな。そいつらの機動兵器は宇宙でも全く問題無く動かせる上に、ある程度の人数もいる。そして何よりも重要な事だが、そいつらは自分達が住める世界を探し求めてOGs世界に姿を現したんだ」
もっとも、修羅神に乗るだけで命を縮める程に生命力を消耗するというのを考えると、ネギま世界で言われている気をより濃縮したようなものというのが正しいのかもしれないが。
「……なるほど。君の説明を聞く限りでは確かにかなり有望だね。何しろある程度の数がいて、今の火星にそのまま出てテラフォーミングの作業を出来ると言うのが素晴らしい」
まぁ、基本脳内が世紀末の修羅兵だ。テラフォーミングの作業をきちんとやるかどうかと言われれば微妙な所だが、上級修羅達が監督していれば問題はないだろう。ついでに魔法世界の闘技場で好きに暴れられるという飴でも与えておけば、結構真面目に働いてくれるような気がする。特に拳闘士として闘技場に出れば強い=人気者だからな。もっとも、闘技場で勝てるかどうかは本人次第だが。フェルナンド辺りなら機神拳とかで結構いい所までいけるか?
「ただし、まだ向こうとコンタクトを取る為に一手を打った状態でしかない。後は向こうがどうこちらを判断するかの結果待ちだ」
「一応、修羅とかいう者達の詳細を教えて貰えるかな? こっちでもその辺は把握しておきたいんでね」
「そうだな。まず修羅には上級修羅と下級修羅がいる。簡単に言えば修羅と言う組織の幹部と兵隊みたいなものか。絶対的な弱肉強
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