第五十四話
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どうやら唯一の外野手経験者として守備の手本代わりに走らされたのだろう
あおい
「それにしても、琴莉ちゃんノック上手いんだね?」
はじめ
「あれ、言ってなかったっけ?琴莉、ソフトの経験者だぞ」
啓一
「ちなみに中3で野球部マネ兼任しながら三番ファーストの副キャプテン」
あおい
「へぇ、道理で…」
容姿端麗、運動神経抜群
完璧超人極まりない
琴莉
「それより、スタメン決まりそうなの?」
虹太郎
「まぁなんとか。こんな感じかな」
そう言って虹太郎は一枚の紙を広げた
そこには
一番 ショート 九
二番 センター 矢部
三番 サード 如月
四番 ファースト 玉森
五番 キャッチャー 石橋
六番 セカンド 羽柴
七番 レフト 篠崎
八番 ライト 五十嵐
九番 ピッチャー 早川
あ・矢・は・琴
「………」
虹太郎
「早川さんは先発でもリリーフでも大丈夫だろうけど、もしあれなら佐野君達を中継ぎに使うのも良いと思う。経験積むのも大切だしね」
はじめ
「おいおい、ちょっと待てよ」
虹太郎
「?どうした?」
はじめ
「なんで潮見と七橋が入ってないんだよ!?ファーストやるんだろ、お前?」
机を叩いて立ち上がるはじめ
虹太郎
「元々、部員が集まるまでって約束なんだ。ね、早川さん?」
あおい
「う、うん……」
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