第七話
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ローン要塞を運営するだけの人員すらない。君も仕官ならそういう可能性がわかるはずだ」
未だにパエッタは青年士官のほうを向かずただ正面に移る壊れかけたイゼルローン要塞が映るスクリーンを見ていた。
「あの要塞には100万単位の帝国の民間人がいるのですよ!」
「そうだな。だが現実問題として暴動を起こす可能性がある彼らを艦船に乗せるわけにはいかない。それにだ第八次イゼルローン攻防戦で帝国軍はこちらの民間人もろともイゼルローン要塞を破壊しようとした。少なくとも敵にこちらを道義上非難することは出来ない」
パエッタはこれ以上話すことはないと若い士官を下がらせ何かから逃げるように、自らの職務に没頭し始めた。
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