第四章
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げます。緩いボールも」
具体的にはだ。スローカーブをだ。池端が教えてくれた。
「それで勝っていきますね」
「そうしろ。これからもな」
笑顔で応える池端だった。そうしてだった。
彼はあらたに緩いボールも覚え復活してだ。さらに勝っていった。そうして遂には二百勝まで挙げた。二百勝した時にだった。
彼はだ。インタビューの時にこう記者達に話した。何故二百勝できたのか。
「池端さんに緩いボールを教えてもらったからです」
それによってそこまでいけたと話したのだ。満面の笑みと共に。
緩急 完
2011・7・26
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