暁 〜小説投稿サイト〜
問題児+異能者が異世界から来るそうですよ?
Yes!黒ウサギが呼びました。ようこそ箱庭へ
第2話
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がら黒ウサギの耳を引っ張る。
そしたら耀は黒ウサギに近づき
「えい」
もう一方の耳を力いっぱい引っ張った。
「ふぎゃ!何をするですか!?初対面で黒ウサギの素敵耳を引き抜こうとするとはどういう了見ですか!」
「好奇心のなせる業」
「自由にもほどがあります!」
「へえ、その耳本物なんだな」
「なら私も」
今度は十六夜が右から、飛鳥が左からそれぞれ引っ張った。
「え?ちょ、ちょっとお待ちを!?あー!」
黒ウサギは弄られる声は木霊するのであった。

「ありえない、ありえないのですよ。まさか話しを聞いてもらうためにの説得に小1時間も費やしてしまうだなんて学級崩壊とはこういう事を言うのに違いないのですよ」
「いいから、さっさと進行しろ」
黒ウサギは半ばマジ泣きの状態になりながらも話しを聞いてもらえる状況に持っていくことが出来た。
4人はそれぞれ黒ウサギの前に座るように岸辺に正義の作った未元物質製の座布団に座る。
黒ウサギは咳払いを1つすると両手を広げた。
「それでは皆様邸例文で言いますよ?言いますよ!ようこそ'’箱庭の世界へ'’!!我々は皆様にギフトを与えられた者のみが参加資格がある『ギフトゲーム』の参加資格をプレゼントさせて頂こうと思い召喚させてもらいました」
「ギフトゲーム?」
「Yes.すでに皆様お気づきかもしれませんが、あなた方は普通の人間ではありません。ギフトと呼ばれる様々な修羅神仏や悪魔から、精霊や星から与えられた恩恵なのでございますよ」
黒ウサギの説明は続く。
「《箱庭》はそんなギフト保持者が暮らし『ギフトゲーム』をするために用意されたいわばステージなのです!」
「ギフトゲームは何処で行われるのかしら?」
「様々ですね。修羅神仏や神格を持った者やその辺に居る商店街の店長など、それによっては店舗の抽選だったり、巣窟での試練など様々です。そんな商品を用意する人を“ホスト”と呼ばれます」
今度は耀が手を挙げ質問した。
「ホストって何?」
「ホストとは主催者の事を指します。それこそ暇を持て余す修羅神仏から商店街の人まで様々ですね」
「商品にはどんな物が用意されるんだ?」
「それも試練によって変わります。金銭、土地、人材、ギフトといったものですね。もちろんこちらもそれなりの対価を用意しなければなりませんが」
「なるほど賭けるなら対価を支払い、得ればそれだけ得をするって訳か。もちろんそれなりの法や制度はありそうだ」
おっ?まさかここまで短時間で理解するとは相当呑み込みが速いですね。
「他にも説明したいことがありますが新たな同志の候補である皆さんをこんな野蛮な場所へ居させるわけには行きません。ですので一度私どものコミニティへ移動してそこで説明しましょう」
「「待てよ、まだ俺は質問してねえぞ(してないんだが
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