第四章
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。しかしだ」
水原は奥歯を噛み締めてだ。そしてまた言ったのだった。
「今日は負けだ。うちのな」
「今度こそ。あいつを」
青田は悔しさを滲ませて呟きだ。水原は。
腕を組んだままマウンドの杉下に背を向けてベンチを去ったのだった。その背には哀愁、そして男の色気というものがあった。まさに水原の去る姿だった。
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