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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第44話 一難去って………
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あ〜ん」
「クキュー」
「キャロに関してはもはや興味もない!!」
1人、ツッコミに奮闘するエリオ。エクスはただエローシュの様子を黙って見ているだけであり、フェイトに関しては今の状況にあわあわしている。
「紫電一閃!!」
そんな中、エローシュの処刑は行われた。
抜刀での斬撃は紅蓮をまとってエローシュを斬り裂く。
「アギャアアアアァァァ!!!」
当然非殺傷設定ではあるがその炎と斬撃による痛みがエローシュを襲う。
そして叫び声を上げながら仰向けに倒れたのだった。
「ああ、かなり痛そう………」
「さて、あのバカは俺に任せてお前達は訓練を始めろ」
「エクスがエローシュを医務室まで運ぶの?」
「まさか。見た感じ、こいつはただ黒こげになってるだけで特に重い怪我はなさそうだから端に引っ張って放置しておく」
「うそ………だってシグナムの攻撃だよ?いくら非殺傷設定だからってそんな事………本当だ………!!」
エローシュの様子を見て、状態に驚くフェイト。
「だからこのバカは気にするな。似合わないくせに最近気張りすぎだったんだ。良い休養になる」
「わ、分かった………」
エクスにそう言われ、既に訓練に入る準備を終えたライトニングの元に向かうフェイト。
(休息………?確かに訓練だとシグナムにしごかれていつも一杯一杯だけど………本当にそれだけ………?)
そんな疑問を持ちながらもフェイト達、ライトニングは訓練を始めた………
「へえ〜海水浴ね………」
「そうなんですよ!!私達ロングアーチも自由参加ですって!!」
「はやてさんはよくこんな企画上に通したな………」
「色々苦労してましたけど、クロノさんも巻き込んで結構強引に通したみたいです。………何故か僕やルキノも手伝わされましたし………」
「グリフィス、ルキノお疲れだな………」
所変わって、食堂。
そこにはロングアーチのグリフィス、ルキノ。そしてヘリパイロットのヴァイスとアルトの4人が談笑していた。話題は当然海水浴の件だ。
「だがまあお前等のお陰で海水浴が楽しめるんだ、サンキューな」
「いえ。喜んでくれれば頑張った甲斐があります………」
「そうだよ!!それに2人も海水浴行くんでしょ!!」
「ええ、何故か自由参加なのに強制とはやてさんに言われましたから」
「しかし部隊長も粋な計らいをするもんだ。ここの部隊は美人でスタイルの良い人ばかりだからな………部隊長の3人にヴォルケンリッターの姐さんにシャマルさん。………ヤバい、カメラの用意を………」
そんなヴァイスの言葉に白い目で見つめる3人。
「な、何だよ。冗談だって………」
「本当で
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